あなたは、吉祥寺菊屋という和食器のお店をご存知ですか?
昨日のがっちりマンデーで特集されたショッピングモールだけでよく見る店のひとつです。
今回は、吉祥寺菊屋ががっちり儲けることができた理由について知っていきましょう。
- 吉祥寺菊屋の食器のお値段や業績・年商は?
- 吉祥寺菊屋の独自の仕入れ方法とは?
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1吉祥寺菊屋の食器のお値段や業績・年商は?
吉祥寺菊屋の食器は、
お茶碗 500~2,000円
有田焼の皿 1,400円となかななのお値段。
スタッフは、食器の値段がお高めなのが気になり「よく売れるのかどうか」を宮崎社長に尋ねました。
宮崎社長は、「業界全体は厳しい状況が続き、12,000社から2数百社に減少。
しかし、菊屋の業績は、6期連続増収 年商28億円と右肩上がりです。
来店しているお客さんからも
「安くていい」
「長く使うので(多少高くても)お手頃に感じる」
との意見が出ていました。
菊屋の商品が安い、お手頃に感じるとはどういうことでしょうか。
百貨店で和食器は 数千円以上のものが多いです。
一方、百円均一は、数百円です。
宮崎社長は、その中間になるような店がないことに注目しました。
吉祥寺菊屋はほどほど高級な和食器をお手頃価格で提供することで
百貨店では高すぎる、百円均一よりはいいものを使いたいという層にアプローチできたのですね。
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2吉祥寺菊屋の独自の仕入れ方法とは?
吉祥寺菊屋の独自の仕入れ方法について、ご紹介していきます。
吉祥寺菊屋では、日本全国から買い付けた1500種類の食器を保管しています。
これは、47店舗分の商品を大量に仕入れたものです。
効率を求めて本社兼倉庫から半径30㎞圏内のみ出店しているのだそうです。
もうひとつ、吉祥寺菊屋には独自の仕入れ戦略があります。
47店舗の店長が自分たちの店で売れそうな商品を仕入れるのです。
例えば、入居を始めたばかりのタワーマンションが近くにある店長は、
卵剥き器や48種類もの土鍋を仕入れました。
現場の店長にしか分からない視点で仕入れを行うことで
年商28億円をがっちり儲けているのですね。